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ハイブリッド木柵

     

開発・販売製品

ハイブリッド木柵

【コンセプト】
ハイブリッド木柵は、弊社が長年木材の特性であり、最大の欠点でもある『腐れ』という難題に取り組んで来た事を踏まえ、開発された製品です。既存のハイブリッド支柱に改良を加えた、ハイブリッド支柱は、従来の木製の支柱の弱点を改善し、新たな技術によって強化された鉄と木を複合(ハイブリッド)させた新しい支柱です。

【新技術】

従来の木製の支柱は、経年劣化による支柱地際の腐食が激しく、耐久性に問題がありました。地際の損傷の主な原因となる木材腐朽菌は土中から切り離す事で繁殖しなくなるため、本技術では木質部を地際と縁を切ることにより、地際の腐れによる損失を改善し、長寿命化に繋がる1つの工法といたしました。
支柱に芯抜き加工(Φ50mm)を施し、木材の内外から防腐処理を行うことにより、芯腐れを回避します。この事により、支柱の耐久性はJASK3相当以上となっております。

木材と複合する鋼管は腐食に対する劣化を軽減するため亜鉛メッキ加工をしたものを使用しています。
次に上部の笠木は支柱との接地面を小さくする事により、支柱頂部の雨滴による腐食を軽減します。またビーム部分は取替を考慮し、取り替えが容易ま構造にしています。これらの事により、ランニングコストの縮減と容易なメンテナンスを可能に致しました。






【環境】
北海道産材の間伐材を使用しており、間伐材の有効利用となり、間伐材の消費拡大と間伐推進により、森林の健全育成にも繋がります。
標準色は防腐防蟻剤を加圧注入した事により、本来の木目に薄い緑色が加わった色で設置場所の景観に合わす為に塗装による色の変更が可能です。
使用環境としては横断防止柵・転落防止柵など、特に景観面を重視した場所で効果を発揮します。

木と鉄を複合した事により従来の木製の支柱の弱点を改善し、耐久性を向上させ、本来の木が持つ優れた景観性や環境性を併せ持つ、ハイブリッド支柱を用いた
『ハイブリッド木柵』です。


ウッドチャレンジ2015 屋外用木製家具 木材外構・外装材提案会におきまして、支柱の設計が優良提案に選出され、日本最大の環境展示会「エコプロダクツ2015」に展示されました。